大成信一朗です。
こんばんは。
いかがお過ごしでしょうか。
あなたにはなかなか手放すことができないものはありますか?
実は人はなかなか自分のものを手放すことができない傾向にあります。
今回はそんなあなたへ、書籍「エッセンシャル思考 最小の時間で成果を最大にする」から『上手に手放すテクニックを身につける』について解説します。
では早速いきましょう!
人は「自分のもの」と感じるとそこから離れることがむずかしくなる
結論、人は「自分のもの」と感じるとそこから離れることがむずかしくなる傾向にあります。
なぜなら、サンクコストバイアスや授かり効果といった心理的バイアスがかかるからです。
あなたにも捨てようと思ってもなかなか捨てられなかった経験があるのではないでしょうか。
この捨てられない・離れられないといった心理的傾向には多くのデメリットが存在しています。
本来であればやめるべきはずのプロジェクトや商品が、この心理的傾向のためやめることができなくなることがあるのです。
この心理的傾向に対抗するには、持っていなかった場合を考えることが有効です。
たとえば、「まだこれを持っていなかったとして手に入れるのにどのくらい払うか?」と考えるようにします。
特に欲しいとも思わないのであれば、それはあなたにとってあまり価値のないものと判断できます。
このように、人は「自分のもの」と感じるとそこから離れることがむずかしくなる傾向があります。
まずは人にはこのような傾向があることを知ることが大切です。
そして、対抗するための工夫をしていきましょう。
まとめ
以上、『人は「自分のもの」と感じるとそこから離れることがむずかしくなる』を解説させていただきました。
あなたもぜひ、試してみてください。
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▼参考図書▼
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エッセンシャル思考 最小の時間で成果を最大にする
グレッグ・マキューン 著
高橋璃子 訳
大成信一朗