大成信一朗です。
こんばんは。
いかがお過ごしでしょうか。
「どうして貴重なものや時間制限のあるものが、こんなにも欲しいと思ってしまうのだろう?」
あなたも「数量限定」や「今だけ」と書かれている商品をつい買ってしまったという経験があるはず。
では、人はどうしてこのような言葉に弱いのでしょうか?
今回はそんなあなたへ、書籍「影響力の武器【第三版】なぜ、人は動かされるのか」から「心理的リアクタンス」について解説します。
では早速いきましょう!
人は自由を失うと今まで以上にその状況を求めるようになる
人に大きな影響力を与える「希少性の原理」。
この希少性の原理の力の源は大きく分けて2つあります。
1つ目は効率的かつ正確に判断できるという点です。
通常、手に入れる機会が少ないということは、手に入れやすいものに比べて価値が高いと判断されます。
このため、人はものの価値を希少性から判断できるのです。
そして2つ目は、手に入れる機会が減ると自由が制限されることにあります。
人は自由な選択が制限されると、その自由を回復しようとする欲求から、より強く自由を求めるようになります。
つまり、希少性や時間の制限により、今まで以上にその対象に接することができなくなると、その状況に反発して今まで以上にその対象を求めてしまうのです。
人は自由を失うことを極端に嫌います。
この2つの力があるため、希少性の原理は人に大きな影響を与えるのです。
まとめ
以上、「 人は自由を失うと今まで以上にその状況を求めるようになる」を解説させていただきました。
あなたもぜひ、気をつけてください。
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▼参考図書▼
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影響力の武器【第三版】なぜ、人は動かされるのか
ロバート・B・チャルディーニ 著
大成信一朗